2014-04-07 第186回国会 参議院 決算委員会 第3号
さらに、今、松沢委員からも御指摘がございましたが、我が国の強みとして、実際、若田宇宙飛行士が自らの体を使って体験されているわけでありますが、宇宙は無重力空間ですから、非常にある意味では老化が進む部分があるそうでありまして、そういうことで、宇宙医学的な部分が現実社会における医学的な部分でたくさん活用できる部分があります。
さらに、今、松沢委員からも御指摘がございましたが、我が国の強みとして、実際、若田宇宙飛行士が自らの体を使って体験されているわけでありますが、宇宙は無重力空間ですから、非常にある意味では老化が進む部分があるそうでありまして、そういうことで、宇宙医学的な部分が現実社会における医学的な部分でたくさん活用できる部分があります。
その辺全般を背負いまして宇宙医学というふうに呼んでございます。
そこで、日本とロシア双方が関心の強い分野、リモートセンシングとか宇宙環境利用あるいは宇宙医学、こういったことはそれぞれ共通に関心が強いということが確認されまして、こういう分野において今後情報交換を行っていこうということになりました。
○小林元君 今、宇宙医学というお話がございました。何か私全然見当がつかないのでございますけれども、どういうものなのか、ちょっと御説明をいただければと思います。
ただ、御案内のとおり、大変残念なことながら、我が国のいわゆる有人活動といいましょうか宇宙医学と申しましょうか、その辺の経験というのはこれは大変、大変残念なんでございますけれども、希薄ということでもちまして、今回の宇宙ステーション計画、こういったものを通じましても、経験の蓄積を図りつつ、今先生の御指摘のような方向というものも目指していきたい、かように考えてございます。
○山中(燁)委員 宇宙医学の分野、これから日本が開発していくわけですから、ぜひその辺の視点も実際の実験の中に意識的に入れていっていただく、そういう意味で将来に向かっていけるのではないかと思いますので、ぜひそういう方向を御検討いただきたい。
この目的といたしましては、人類が宇宙で活動していくための将来の基盤を形成したい、それから宇宙環境を利用いたしまして、微小重力下での物理化学現象の解明、新材料創製等の物質科学、それからライフサイエンス、宇宙医学というような研究を実施することによりまして科学技術の新たな展開を求めるというのが目的でございます。
これにあわせまして、具体的な搭乗員の募集、選抜手続を今後検討することになるわけでございますが、その際、訓練施設だとか宇宙医学の問題をどうするかということもあわせて検討をしていきたいというふうに考えております。
それからまた、人間がいわゆる無重力状態の宇宙に長期間滞在するということによりまして、人間の宇宙医学と申しますか、宇宙で人間がどうなるかということから、これは地上のいろいろな医療技術の改善にも大きな役割を果たすものと考えられておるわけでございます。 そのほか、もちろん天体観測、これは真空の宇宙空間での天体観測というのは非常に有効でございます。それから地球を観測する。
これに合わせまして、具体的な搭乗員の募集選抜手続を今後検討していくことになるわけでございますが、ただいま御指摘のございました訓練施設、宇宙医学等につきましてもそういった検討の中で具体的に日本としてどういう設備を用意し、どういうスタッフを用意していくかということもあわせて検討をしていきたいというふうに考えております。
そういう意味からも、一人のほうが心身に及ぼす負担が大きいということは、少なくともいまは宇宙医学時代ですから、宇宙医学というものがはっきりそういうことを表明していると私は思う。
ところが今度挾間君が研究に携わりましたのは宇宙医学の問題でございます。宇宙における脳神経の研究でございますが、そういうようなきわめて特異な、また非常に進んだ医学研究でございます。
これは御存じと存じますが、簡単に申し上げますと、気象衛星実用化の協力、追跡装置設置によります協力、地磁気分布図の共同作成、宇宙通信に関する協力、宇宙医学に関します研究成果のプールと情報の交換、無人ロケットによります月表面の調査等に関します共同的な探求というようなことを繰り返し協力の題目として述べられました。
これは先般の委員会におきましても、実は宇宙医学の問題について、特に私は経済力の乏しい日本においてはロケットを飛ばしたり、その他のことよりも、むしろ日本の高度の医学というものを生かして、そしてそういう生体化学の問題について格段の努力を尽くすべきではなかろうかというようなことをお導ね申し上げたわけです。
そのほか外国でやられております宇宙生物学また宇宙医学という面に関しましては、まだ日本では調査の段階でございまして、実際に研究されていないと申し上げてもいいのでございます。非常に雑駁でございますが、大体の概要はその辺でございます。
同時にまた、学界の方のどういうプログラムで宇宙医学を進めたらいいかという組織体制と申しますか、それが先ほど御意見にございましたように、何から手をつけていいかわからぬというような状態であるわけでございまして、その点さらに学術会議の御専門の先生方の御意見を聞きまして、打つべき手を打っていきたいというふうに考えております。
御承知のように、宇宙問題を解決していく問題の中で、やはり切っても切り離すことのできない問題というのは、生物化学の問題あるいは宇宙医学の問題というものが、非常に大きなウエートを持つものではなかろうかというように考えます。特に、開発をして大気欄外に人間が出ていくということになりますと、生物化学には二点問題があるというような御指摘でございました。
○河野(正)委員 いま宮地先生から御説明がございましたように、なるほど宇宙医学につきましては世界各国とも非常におくれをとっておるということは、私どもも大体承知をしております。しかしながら、最近でございますけれどもアメリカ等におきましては、宇宙医学というものを非常に重視をして、そして宇宙医学研究室の強化拡充に非常に大幅な国の予算を出すという決定をいたしておるようでございます。
しかも、お疲れもまだいえないかと思いますけれども、委員会といたしまして、先般ソ連が宇宙人衛星を打ち上げたことに従いまして、実は、日本国内のロケット工学なり、あるいは宇宙医学なり、また、広く国際的に宇宙開発についての識見を持っている方を参考人としてお呼びいたしまして、いろいろ御所見を承りました。
宇宙医学、生物学は私の専門ではございませんが、しかし、ロケット工学という立場から考えまして、われわれ地球上の人数がほかの惑星に行く日が来るということは、もう疑うべからざることであると考えております。そのときには、もうすでに世界政府というものができていて、国家の単位では宇宙ロケットが地球を進発しないという仮定は少し早過ぎるのではないか。
宇宙医学というものが新しく開発されつつあるわけでありますが、これは航空医学が発展して参ったということでございまして、私たちのからだは、大体一万八千メートルくらいの高度に参りますと、そこでもし気密室から何かの事故でほうり出されるとしますと、これは体液が沸騰しますから、瞬間に死んでしまわなければならない。
○糸川参考人 生物は、実はここに杉本先生もいらっしゃるのですが、日本が初めてカッパー六型というロケットを作って、かれこれ四分か五分ぐらい無重力の状態を作れるという入れものを作りましたのは一九五八年の六月でございまして、ほぼ三年前のことに属しますが、それ以降、日本の医学者のどなたからも、この五分間の無重力状態を有効に使って宇宙生物学、宇宙医学の実験をしたいという申し出がございません。
宇宙の研究開発というようなものを総合的に進めようとすれば、これは私から申し上げるまでもなく、天体物理学なりあるいは宇宙医学なり、こうしたもろもろの問題が含まれてくるわけであります。これらが総合的に進められて、宇宙の研究開発というものが一歩々々確実に進められることは申し上げるまでもございません。
宇宙物理学、宇宙医学、宇宙心理学、宇宙通信、宇宙計測、宇宙飛翔体、宇宙が一ぱいあるので、われわれのようにごみごみしたことばかり言っている者から見れば、大へんのどかなような気がしてなりませんが、われわれは宇宙というと、たとえばアメリカの宇宙計画あるいはソ連の宇宙計画というのがすぐ頭にぴんとくるわけです。
次に、宇宙の利用と宇宙科学技術は、その包含する分野がきわめて広く、宇宙の利用の態様としては宇宙空間飛翔、資源利用、エネルギー利用、電波伝播等が考えられ、また宇宙科学技術の内容としては、宇宙物理学、宇宙医学、心理学、宇宙通信、宇宙計測、宇宙飛翔体等の広範な研究分野にわたるものであります。
次に宇宙の利用と宇宙科学技術は、その包含する分野がきわめて広く、宇宙の利用の態様としては宇宙空間飛翔、資源利用、エネルギー利用、電波伝播等が考えられ、また宇宙科学技術の内容としては、宇宙物理学、宇宙医学、心理学、宇宙通信、宇宙計測、宇宙飛翔体等の広範な研究分野にわたるものであります。